昨日、今日と仕事に行っている高校の文化祭でした!
今日は出勤し、ブログにその様子を書いてきました。
よかったら、のぞいてみてください。→
こちら
特に印象深かったのは、卒業生の講演会でした。
明治大学に進学した学生の話です。
その子は、中学時代は不登校気味で学校に行けなかったそうです。
そして、高校へ行って多くの方に支えられて、勉強に打ち込み
無事大学に合格できました。
今は、不登校ぎみの小学生のサポートや新宿のホームレスの方の
サポートボランティアなどをやっているそう。
そして、大学の同級生たちは、「視野が狭い」と言っていました。
自分は、高校で広い視野を持て、とてもよかったと話していました。
自分の負の部分をプラスに変えて、本当にすばらしいなぁと
思いました。
そしてそのあと、高校時代に彼女を勉強面で支えたという塾の先生が
講演に立ちました。
その先生は、「今の彼女の講演を聞いて、すばらしいと思った」と。
そして、このようにお話しを続けました。
「この学校は、西部地域でも決して学力が高いわけではないけれど、
明治大学はおそらく、学力のある高校から進学する子が多いはず。
そういった子たちがあつまっている同級生たちのことをはっきりと
“視野がせまい”と言い切っている彼女はスゴイと。
そして、これが人生のおもしろさだなぁと思いました。
彼女が不登校の時から何を乗り越え、何を伝えたかったのか?
彼女は、その時期に自分を見つめていたんです。
そして、ストレートに順調にいくことが決して人生の幸せではなく、
人から“ありがとう”といってもらえる。
ここに本当の幸せがあるんです。
そんなことを彼女が言っているんだと思います」と。
その先生のお話を聴いて、さらに深く感動してしまいました。
人生のどの時期も決して無駄なことはない。
彼女は、きっとこの先生に出会えたことが、財産だったのかも…
と思いました。